アメリカの代表的な株価指数にはUS500というものがあります。
リスクの低いCFD銘柄として人気が高く、XMTradingでの取引もできます。
このページでは、XMTradingのUS500(S&P)というテーマで、取引の注意点、概要、US30との違いを詳しく解説していきます。
是非最後まで読んで取引の幅を広げてみてください。
US500(S&P500)とは?!
US500は、アメリカの代表的な株価指数です。
アメリカの格付け会社であるスタンダード&プアーズ社が選定していることから、頭文字をとってS&P500とも呼ばれています。
- 情報技術セクター→20%
- 金融セクター→16%
- ヘルスケアセクター→14%
- 消費者サービス→13%
マイクロソフトやアップルといった情報技術の会社だけでなく、JPモルガンといった金融サービス、医薬品メーカーのジョンソン&ジョンソンなども含まれています。
US30との違い
US30はアメリカの代表的な企業30社で構成されているのに対して、US500は500もの銘柄の平均価格で算出されています。
そのため、1社の株価変動が全体に与える影響はUS500の方が少ないです。
月足チャートで見てもほぼ同じ右肩上がりの動きです。
US500→株価×株の発行数で計算される時価総額が基準となるのでアメリカ経済の現状が反映されやすい。
US30→30社の株価平均で計算されるので、アメリカ市場の今後の経済を予見する材料になりやすい。
現物と先物がある
US500には、現物と先物の2種類があります。
現物と先物
現物取引:市場の時価で計算された売買代金を受け渡す方法
先物取引:決められた期日に取引時点で決めた価格で売買する方法
通常の通貨ぺアなどの取引は現物取引となりますが、US500のような株価指数では先物取引もできる仕組みです。
XMTradingでUS500の現物買いポジションを保有すると配当金が受け取れます。
これは実際の取引をしない先物では付与されません。
売りポジションを持つと逆に支払う側になるから注意してね。
XMTradingのUS500取引ルール
次に、XMTradingでUS500取引をする際のルールを紹介します。
現物 | US500Cash |
先物 | US500(日付) |
US500の現物はUS500Cashと表示されるのに対して、先物はUS500の後ろに日付が表記されています。
限月7月21日のUS500先物→US500JUL21
限月6月20日のUS500先物→US500JUN20
US500先物の保有には3か月の期限がある事から、このような表記になる仕組みです。
取引時間
US500は以下の時間で取引できます。
月曜日―木曜日…8:05AM~翌6:15AM
クロージングタイム…朝6:30~6:55
金曜日…8:05AM~翌6:50AM
これは、先物も現物も共通の取引時間となります。
平日のうち早朝の約1時間ほどは取引ができません。
スプレッド
US500のスプレッドは、現物と先物で異なります。
現物 | 0.7pips |
先物 | 1.2pips |
US500はCFD銘柄の中でも値幅が小さいという特徴があります。
そのため、現物での最低スプレッドはメジャー通貨と同水準の0.7pipsという狭さです。
先物でも1.2pipsとそれほど大きな値幅を付けることはありません。
リスクを抑えた取引をするのであれば、US500の方が良いですね。
大きな利益を求めるならUS30の方がおすすめですよ。
最大レバレッジと証拠金
XMTradingでUS500の取引をする場合、かけられる最大レバレッジは100倍です。
これは、現物先物どちらでも同じになります。
1ロット=US500の価格×1ドル÷100
→1ロット=37901円
最大100倍のレバレッジ=4670円
約5000円ほどで1ロットの取引ができます。
XMTradingでのUS500取引に関する注意点
次に、XMTradingでUS500取引をする際の注意点をみて行きましょう。
現物保有は長期トレードに向いていない
US500は長期トレードよりも、スキャルピングやデイトレードといった短期の取引方法が適しています。
スワップポイントは、買い売り両方でマイナスになるケースが多くなります。
そのため、長期で保有してしまうとエントリー方向に関わらず資金効率が落ちてしまうのです。
先物は長期でもいいのかな?
短時間での高額な利益が見込みにくい
US500は、株式指数の中では値幅が小さいほうです。
ハイレバレッジで大きな値幅のCFD商品取引をしたいと思う方は、888倍のレバレッジがかけられるGOLDなどがおすすめといえるでしょう。
XMTradingのUS500取引まとめ
XMTradingのUS500取引についてまとめました。
- 現物と先物の2種類に分けられている
- 先物は3か月ごとの決済期限が設けられている
- US30に比べると値幅が小さい
- 最大100倍のレバレッジがかけられる
US30に比べて、現状のアメリカ経済情勢が見やすい銘柄です。
CFD商品の中では比較的値幅の小さい銘柄なので、リスクを抑えた取引をしたい方に最適といえます。
US500の取引でトレードスタイルの幅を広げてみてください。