FXではエントリー後に保有したポジションを決済します。
持ったロット数量分の決済をする事が一般的ですが、分割でも決済できることをご存じでしょうか。
これは日本人人気No1のXMトレーディングでも同様で、決済を分けたリスクの分散ができるのです。
このページではそんな、XMトレーディングの分割決済というテーマで特徴から手順を詳しく解説していきます。
XMトレーディングの分割決済とは?
ポジションを分割で決済する方法を分割決済と言います。
- 利益確定したいけど、もう少し粘って利益を出したい時
- 損切りをしたいけど、全て決済してマイナスを出したくない時
上記のようなシーンで分割決済は有効となります。
保有したポジションの全てを決済するわけでは無いので、残った一部のポジションで引き続き取引が継続できるのです。
元手のリスクを相殺できる
分割決済は、利益確定時に元手のリスクを相殺できます。
USD/JPYロング(100.000円時)1ロットでポジションを保有して、利益方向に進んだ際の例を見てみましょう。
- 100.500円まで上昇→50pipsの利益
- 1ロットのうち0.5ロットを決済→1ロット保有時の25pips分の利益が確定
- その後90.500円まで下落→利益と損失は±0になる
このようにロットの半分だけでも先に利益を確定させておけば、利益方向から損失方向にシフトしたとしても損失は出ない仕組みになります。
最初にエントリーした1ロットの元手が相殺できるので、最大化できなかったポジションの損失を抑えられます。
損失を抑える
分割決済は、損失を抑える際にも有効です。
USD/JPYロング(100.000円時)1ロットでポジションを保有して、損失方向に進んだ際の例を見てみましょう。
- 99.800円まで下落→20pipsの損失
- 半分の0.5ロットを決済
- 99.500まで下落→0.5ロット分が50pipsの損失
この例は、通常1ロットで50pipisの損失を負うはずだった取引です
しかし分割決済を行ったことで、トータルは35pipsほどの損失に抑えられています
こまめに決済をすれば損失が抑えられるんだ。
XMトレーディングの分割決済方法
次に、XMトレーディングで分割決済をする手順を画像付きで解説します。
エントリーをする
まずは、MT4から注文したい銘柄でエントリーをしましょう。
ワンクリックトレードでも指値注文でも自分のスタイルに合わせて注文してみよう。
ターミナルに保有しているポジションを表示する
注文が完了したら、MT4チャート上部にある「表示」→「ターミナル」→「取引」の順にクリックします。
現在保有しているポジション情報が表示されるので、カーソルを合わせてダブルクリックしましょう。
分割決済ではなく一括で決済したい場合は、ポジション画面の右にある損益の×をクリックしましょう。
数量を指定して分割決済をする
ポジションをダブルクリック後は、上のような画面が表示されます。
- 分割決済したい数量を入力
- 成行注文を選択
- 決済取引をクリック
分割決済の数量は、各口座の最低注文単位によって異なります。
スタンダード口座 | 1000通貨(0.01ロット) |
ZERO口座 | 1000通貨(0.01ロット) |
マイクロ口座 | 10通貨(0.01ロット) |
マイクロ口座は最低10通貨から分割の決済が可能です。
XMトレーディングの分割決済まとめ
XMトレーディングの分割決済についてまとめました。
- 利益確定時に元手の相殺ができる
- 損失の低減や一時的なロスカット回避に有効
- 分割決済できる単位は口座タイプによって異なる
分割決済は利益確定、損切りといった場面に関わらず有効な決済手段となります。
リスク低減のためには活用した方が良い場合もあるでしょう。