XMトレーディングは、海外FXの中でも日本人に高い人気を誇ります。
高水準の取引環境や豊富なボーナス制度が魅力です。
そんなXMトレーディングでは手数料無料の部分が多く、海外FXの中でもコストを抑えた取引ができる会社と言えます。
このページでは、XMトレーディングの手数料というテーマで、手数料が発生する場合やコストの抑え方を詳しく解説していきます。
XMトレーディングで発生する手数料一覧
XMトレーディングでは、以下の項目で手数料が発生します。
- 取引時のスプレッド
- ZERO口座の取引手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- 口座維持費用
口座タイプや使い方によってはかなり手数料を抑えられるんだ。
取引にかかる手数料
まずは、XMトレーディングで取引をした場合にかかる手数料を解説します。
取引時の手数料は口座タイプによって異なります。
具体的に見ていきましょう。
スプレッドによるコスト
FXでは取引毎にスプレッドという手数料が発生します。
これは全ての口座タイプ、またはFX会社でも発生するものです。
スプレッドとは?!
取引時に発生する手数料。
実際に支払いをするわけでなく、エントリー位置がスプレッドの幅分不利な位置での約定となる。
銘柄 | スタンダード/マイクロ口座 | ZERO口座 |
USDJPY | 1.6pips | 0.3pips |
EURUSD | 1.7pips | 0.3pips |
GBPUSD | 2.3pips | 0.5pips |
ZERO口座は、スタンダード口座やマイクロ口座よりも狭いスプレッド水準での取引が可能です。
スプレッド計算方法
USD/JPY1.6pipsで10万通貨(1ロット)取引の場合
→0.016円x10万x1ロットx1円=1600円
1pipsは0.01円で計算されます。
つまり1ロット(10万通貨)での取引をした場合では、1.6pips=1600円の手数料があらかじめ発生しているという事です。
XMトレーディングでは変動制スプレッドを採用しているので、流動性のない相場になると大きく広がることもあります。経済指標の前後や深夜~早朝にかけてスプレッドが拡大する場合が多いので注意しましょう。
ゼロ口座の取引手数料
口座タイプ | 取引手数料 | 最低入金額 |
スタンダード口座 | 無料 | 500円 |
マイクロ口座 | 無料 | 500円 |
ZERO口座 | 1ロットあたり片道5ドル | 1万円 |
ZERO口座では、1ロットあたり片道5ドルの手数料がかかります。
片道という事は、新規注文~決済を含めた往復の注文で10ドルの手数料がかかるという事です。
USD/JPYで1ロットの取引をした場合
スタンダード口座(1.6pips)
→0.016円×10万×1ロット×1円=1600円
ZERO口座(0.3pips)
→0.03円×10万×1ロット×1円=300円+10ドル=約1400円
このように、口座タイプ別で比較すると、実質手数料の差はあまりありません。
XMトレーディングには豊富なボーナス制度がありますが、ZERO口座はボーナスの対象外です。
入出金時の手数料
次に、入出金時にかかる手数料を見ていきます。
入出金の際は全ての方法で手数料が発生するわけでなく、各条件を満たしている場合や方法によっては手数料が無料となります。
詳しく見ていきましょう。
銀行送金の場合
銀行送金の場合は、1万円以上の入金であれば手数料が無料です。
1万円以下の入金をすると一律880円の手数料が発生します。
1万円以上の入金をした方がコストを抑えらるんだ。
また、XMトレーディングの送金先は2021年6月時点で楽天銀行が指定されています。
楽天銀行以外の銀行や、振込手数料が無料でない銀行から送金をすると、銀行間でかかる手数料(数百円)が発生するので注意しましょう。
クレジットカードの場合
クレジットカードで入金をすると、手数料無料で入金可能です。
即時反映されるので、コストを抑えるには最も適した入金方法とも言えます。
最低入金金額も500円と安いので、少額入金したい方におすすめです。
利益分は銀行送金での出金になるから注意してね。
オンラインウォレットの場合
XMトレーディングでは、以下3種類のオンラインウォレットから入金ができます。
- bitwallet
- STICPAY
- BXONE
それぞれのオンラインウォレットからXMトレーディングに送金する場合は、手数料が無料で即時反映されます。
しかし、ウォレット内に入金をする際の手数料は各会社で発生する仕組みです。
オンラインウォレット | 入金にかかる手数料 |
bitwallet | 通常824 円 |
STICPAY | 入金額の1%~3.85% |
BXONE | 無料 |
各種オンラインウォレットで入金した場合でも、利益分の出金は銀行送金での出金となります。
コンビニ入金の場合
XMトレーディングでは事前の申請をしておくことで、以下のコンビニから入金ができます。
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
最低入金額は1万円で、手数料は一律280円となっています。
外出先からも気軽に入金ができる方法で、手数料も比較的安い事が魅力です。
出金を分けなくていいからおすすめの入金方法と言えるね。
利益分の出金手数料
XMトレーディングでは、利益が出た場合に必ず銀行送金で出金をしなければなりません。
出金額40万円未満 | 手数料一律2500円 |
出金額40万円以上 | 手数料無料 |
40万円以下の出金であれば、一律2500円の手数料が発生します。
出金最低額は1万円と定められていますが、40万円以下の出金をこまめに行うと手数料によって利益を減らすこともあるので注意しましょう。
クレジットカードや各種オンラインウォレットで入金をして、入金額と同等金額の返金をする場合は手数料無料となります。しかし、利益分は出金できないので注意しましょう。
口座維持費用
XMトレーディングでは、一定期間で取引+入出金が行われていない口座を休眠口座という扱いにします。
期間は90日以上となっており、90日以上経過した時点で口座維持費用として5ドル/月がかかります。
別途支払いをするという事もないので、しばらく取引しない場合は全額出金をしておくといいですよ。
90日以上が経過して口座残高を0円にしていると口座凍結扱いになります。
その場合は追加口座を作れば取引再開可能です。
口座維持の5ドルを支払っている場合は、サポートに口座復活の旨を伝えるとすぐに取引再開できます。
XMトレーディングで手数料を抑えるコツ
次に、XMトレーディングで手数料を抑えるコツを紹介します。
XMトレーディングポイントを貯める
XMトレーディングではXMトレーディングロイヤリティプログラム(XMトレーディングP)という、独自のボーナス制度が常時開催されています。
取引ごとにポイントが貯まっていくシステムとなるので、取引回数が多いほど必要なコストを抑えられるのです。
ランク名 | 取引期間 | 1ロットあたりのポイント量 |
Executive | — | 10XMトレーディングポイント |
Gold | 30日以上 | 13XMトレーディングポイント |
Diamond | 60日以上 | 16XMトレーディングポイント |
Elite | 100日以上 | 20XMトレーディングポイント |
最高ランクになると最大で20ポイントが付与されます。
現金交換→ポイント÷40
取引ボーナスに交換→ポイント÷3(米ドル計算)
100ポイント貯めた場合だと現金交換で250円、取引ボーナスで約3000円ほどと交換可能です。
ポイントは新規注文~10分以上の決済が対象となりますが、XMトレーディングをメイン口座として使えばよりお得に稼げますよ。
スタンダード・マイクロ口座で取引する
スタンダード口座かマイクロ口座で取引することで、取引毎の手数料はスプレッドのみになります。
スプレッドのコストは実際に支払いをするわけでは無いので、損益計算がしやすくZERO口座よりもおすすめです。
取引コストを抑えるならスタンダード口座かマイクロ口座が断然おすすめだね。
また、XMトレーディングでは入金ボーナスなどの制度もあるので、自己資金を抑えた取引にも適しています。
最初のうちはスタンダード口座かマイクロ口座で手数料を抑えた取引をするといいでしょう。
取引手数料を経費にする
ZERO口座では1ロットあたり片道5ドル、往復で10ドルの手数料が発生しますが、これは全て経費として計上できます。
1年に1度の確定申告時に、かかった手数料を経費として申告することで節税対策に繋がるのです。
取引毎に発生するスプレッドは、実際に支払いをするわけではないので経費としての計上ができません。
あくまでもZERO口座で取引する場合の手数料が経費として認められます。
海外FXの税率は国内FXに比べて高いので、税制の面ではZERO口座が有利とも言えますね
40万円単位で入出金をする
出金の際には銀行送金のみとなりますが、40万円以下の出金では一律2500円の手数料がかかります。
40万円以上であれば手数料無料ですぐに出金できるので、利益が40万円に達した場合or40万円単位での入出金をすれば手数料を抑えられるのです。
その他の入金方法では、同じ方法に入金額が返金されるから意味がなくなるよ。
- 良い例
40万円を銀行入金→利益が出た時点で全額出金→再度40万円単位で銀行入金 - 悪い例
40万円をクレジットカード入金→利益が40万円以上でないと銀行出金が無料にならない
XMの手数料まとめ
XMトレーディングの手数料についてまとめました。
- ZERO口座のスプレッドは狭いが、取引手数料により実質コストは変わりがない
- 銀行送金は1万円未満の入金で一律880円の手数料がかかる
- クレジットカードは入金手数料のかからない入金方法
- 40万円以下の銀行出金は一律2500円の手数料が発生
- XMトレーディングポイントを貯めると実質の取引コストを抑えられる
- ZERO口座の手数料は経費として申告可能
XMトレーディングは豊富なボーナス制度により、実質的なコストを抑えた取引ができます。
スプレッドの広さやZERO口座の手数料は若干高めではありますが、最終的なコストは圧倒的に安くなると考えていいでしょう。
資金効率をよくするためにも、余計な手数料はかけずに取引することがおすすめですよ。