XMトレーディングで取引をしていると、一時的に残高がマイナスになってしまうケースがあります。
証拠金維持率の低下や相場の急変動が主な要因ですが、残高がマイナスになっても追加証拠金を支払う必要はありません。
このページではXMトレーディングの残高というテーマで、マイナス残高になった場合の対処方法などを詳しく解説していきます。
この記事を読んで適切な対処をしていきましょう。
XMトレーディングで残高がマイナスになる理由
XMトレーディングでは、証拠金維持率20%以下になるとロスカットが執行されます。
証拠金維持率が低下するとFX会社によって強制的に決済される制度ですが、必ずしも20%ちょうどの位置で決済されるわけではありません。
- 注目度の高い経済指標の直後
- マーケットオープン
- 世界的なマーケットニュースや自然災害
- 機関投資家による高額の売買
その場合はロスカットが追い付かずに残高がマイナスになったところで決済されるケースもあるんだ。
XMトレーディングでは仮に残高がマイナスになった場合でも、マイナス分の支払いをしなくても良いというルールがあります。
ゼロカットシステムとは?
ロスカットが間に合わなかった場合に、マイナス残高をFX会社が補填する制度。海外FX特有の制度で国内FXでは適用されない。
XMトレーディングは取引毎に発生するスプレッドで利益を出しているので、マイナス残高を気にするくらいなら会社で補填して積極的な取引をしてほしいと考えています。
マイナス残高を0に戻す方法
次に、XMトレーディングでマイナス残高になってしまった場合の対処方法を解説していきます。
一部サイトでは、マイナスになっても時間が経てば0円に戻ると記載されていますが、XMトレーディングのサポートによるとそれは正規の方法ではないとのことです。
- 口座に証拠金を入金する
- XMトレーディングPをクレジットに交換する
- 別口座から資金移動をする
主にこの3つの方法でマイナス残高のリセットが可能です。
口座に資金を入金する
最もシンプルな方法は、マイナス残高が発生した口座に入金するという方法です。
- クレジットカード
- 銀行送金
- bitwallet
- STICPAY
- BXONE
- コンビ二入金
マイページから、上記いずれかの方法を選択して入金しましょう。
口座残高－3万円になって、5万円の入金をする場合
例①5万円－3万円の2万円が反映→間違い×
例②－3万円はリセットされて、5万円そのままが反映→正しい〇
入金をしてもマイナス分が引かれるということはないので、安心して入金をしましょう。
海外FXの全てがこのルールというわけでは無く、会社によってはマイナス分が差し引かれる場合もあるので注意しましょう。
あくまでもXMトレーディングのルールとして捉えておいてください。
XMトレーディングPをクレジットに交換をする
マイナス残高が発生した口座でXMトレーディングPをクレジットに交換すると、マイナス分のリセットが行われます。
XMトレーディングPとは?!
XMトレーディングの提供する独自の取引ボーナス制度。
1ロットの取引で3.3ドル～6.6ドルのポイントが貯まる。
(取引日数によるランクでもらえるポイント量は変動する)
XMトレーディングPは1ロットあたり10～20ポイントが付与されます。
現金かクレジット(取引ボーナス)に変換可能です。
マイナス残高になった口座があれば、マイページからクレジット交換することで残高がリセットされるんだ。
交換したクレジットからマイナス残高が差し引かれることはなく、交換した分がそのまま口座に反映されます。
別口座から資金移動をする
XMトレーディングでは1つのアカウントで8口座まで保有可能です。
複数口座で取引や資金調整をして使い分けている場合は、口座間で資金振り替えをするとマイナス残高のリセットができます。
資金が残っている口座→マイナス口座に資金移動
＝マイナス残高がリセットされて移動した資金がそのまま反映
資金移動は、マイページから資金振替を選択すると移動できます。
移動する口座にボーナスが残っていた場合は、資金移動の割合分ボーナスも別口座に移ります。
(例)口座残高1万円、ボーナス3000円の口座から5000円の資金移動
→残高の50％(5000円)を移動するので、1500円分(50％)のボーナスも同時に移動する。
XMトレーディングでマイナス残高がリセットされない例
次に、XMトレーディングでマイナス残高がリセットされない例を見ていきましょう。
不正な取引をしている
XMトレーディングでは不正な取引をしているとみなされた場合、ゼロカットが適用されないこともあります。
基本的には不正取引でも残高がリセットされた事例の方が多いですが、よっぽど悪質とみなされた場合は適用外になることもあるので注意しましょう。
- 複数口座、または複数社を介した両建て
- 窓開け、窓埋めトレード
- レート遅延を狙った取引
- ボーナスの不正取得
いずれにせよ、XMトレーディングのルールで禁止されている取引はしないようにしましょう。
ボーナスが相殺されている
XMトレーディングのボーナスは証拠金としての役割を果たします。
仮に証拠金がマイナスになってしまった場合でも、ボーナス残高でマイナスを上まる金額が残っていればゼロカットの対象にはなりません。
残高－1万円、ボーナス5万円が残っている場合
ボーナス5万円－残高の1万円＝ボーナス4万円が残る。
残高－3万円、ボーナス1万円の場合
ボーナスの1万円は相殺され、残りの－2万円は通常のゼロカットが適用。
会社によってはロスカットと同時にボーナスが消滅する会社もあります。
XMトレーディングではボーナス残高が残っていれば、再入金無しで取引の再開が可能です。
XMトレーディングの残高まとめ
XMトレーディングの残高についてまとめました。
- XMトレーディングでは残高がマイナスになった場合でも追加証拠金を払わなくても良い
- マイナス残高は再入金or資金移動でリセット可能
- XMトレーディングPをクレジットに変えても残高のリセットができる
- 残高がマイナスでもそれを上まるボーナスがあれば、相殺されてゼロカットされない
マイナスになった残高は、基本的に必ずリセットされるので安心して積極的な取引をしていきましょう。
とはいっても、ロスカットギリギリの勝負をすることはリスクも伴うものです。
残高とロット数のバランスをよく考えて、高い証拠金維持率を保った取引をすることがおすすめといえます。
